最新情報・ブログ
2013.03.05 Tuesday

先人の歩みを学ぼう ふるさとを知ろう

3月2日よりふたつの展覧会がはじまりました。
どちらも岩手町の歴史・文化にかかわる展示です。



展示室では、

第13回岩手町埋蔵文化財展
石神の丘美術館リニューアル10周年記念
発掘された岩手町の遺跡展十年記

が開催されています。

当館では、リニューアルオープン以後毎年1回
岩手町教育委員会が主催し、町で発掘された土器などを紹介する
埋蔵文化財展が開かれています。
今年は、美術館で展示を開催するようになって10回目、ということで
過去の展覧会で紹介した遺物を一同に会しての展示となっています。

縄文時代といえば、思いうかぶのは土偶、という方も多いのではないでしょうか。

 

豊岡遺跡出土 遮光器土偶 (岩手県立博物館蔵)
独特の人型から、いろいろな想像をしてしまいます。



どじの沢遺跡出土 土面 (個人蔵)
こちらは、しっかりした鼻が印象的な土面。


展示品は縄文時代のものだけではありません。



黄金堂遺跡出土 上/塑像螺髪(上)、下/塑像衣服〈と考えられるもの〉

画像の上部の丸いものが螺髪(らほつ)です。
直径は8cm程度あります。
螺髪(らほつ)とは、大仏さまの丸まった髪の毛のことです。
螺髪の大きさからすると
「丈六仏(およそ5mの仏像)」があったと考えられます。
時代ははっきりしないものの、
奈良から平安時代の遺物だと考えられるそうです。
また、螺髪を釘で留めたあとがあり、
釘が鎌倉時代のものであると考えられることから、
仏像は長い間安置されていたのではないか、と推測されるのだとか。
岩手町の仏教文化を想像させる遺物です。

ほかにも、
黒内式篝彌佚據々鍛邨薪收宿
桜遺跡出土 顔面付注口
上境田遺跡出土 単孔土器
どじの沢小堂跡出土 青銅製八稜鏡
浮島古墳群出土 直刀
など普段は見ることができない貴重な遺物が展示されています。



ホールでは、
町のみなさんから提供いただいた写真などを紹介する
シリーズ企画

岩手町の記憶コレクション
思い出の沼宮内駅part2

を開催しています。



昭和40年代の蒸気機関車の写真、沼宮内駅の写真、
国鉄時代の鉄道グッズなどを紹介しています。



展示はどちらも3月31日まで開催、無料で観覧できます。

この機会に
先人の歩みを学び、ふるさとを知ってみませんか。

2013.02.05 Tuesday

道の駅コラボ企画 バレンタインの飾りをつくりませんか



2月14日の「バレンタインデー」にあわせ
ハートや花のモチーフを紙でつくる「クイリング」に挑戦してみませんか?

道の駅「石神の丘」のバレンタインフェアにあわせ
美術館ホールでは、2月9日(土)〜11日(月・祝)午後1時から3時まで

手づくり講座:紙細工「クイリング」でつくる バレンタインの飾り

を開催します。

この講座では、「クイリング」という紙細工の技法で
ハートや花のモチーフをつくりキーホルダーに仕上げます。
およそ30分で簡単にかわいい飾りが作れますよ。
料金は300円です。
予約は不要ですので、参加をご希望の方は、直接美術館にお越しください。

道の駅コラボ企画として、講座に参加した方には、
道の駅で行われる「お菓子のつかみ取り」参加券を差し上げます★





クイリングに興味を持った方、もっと作ってみたいという方向けに
2月24日(日)には、

手づくり講座:紙細工「クイリング」でつくる おひなさまの飾り

を開催します。



玄関などに飾り、季節感を楽しんでみませんか?
こちらの講座は、定員15名となっています。
参加を希望の方は、お電話または直接、美術館へ申し込みください。


日 時: 2月24日(日)    午後1 時〜午後3時
場 所: 石神の丘美術館ホール
    (岩手郡岩手町五日市10-121-21 道の駅石神の丘隣接)
材料費: 500円
募集人数: 15名(要予約・先着順)
 ・石神の丘美術館 電話 0195-62-1453へ申し込みください
 ・美術館受付でも申し込みをたまわります


 

2013.02.02 Saturday

沼宮内高校合同展がはじまりました

本日、2月2日(土)より
「岩手県立沼宮内高等学校 美術部・写真部・書道部合同展」がはじまりました。

美術館に入ってすぐのホールには、
書道部全員が協力して制作した大きな作品が展示されました。



若者を中心に人気のあるアーティストの歌の歌詞を
1人1行ずつ担当し書いた作品です。





展示室では、美術部、写真部、書道部部員の作品のほか
顧問の先生方の作品も紹介しています。
今回は第10回目の合同展ということで、
現在の顧問の先生方だけでなく、これまでご指導されてきた
歴代の顧問の先生方にもご協力をお願いし、作品を出品いただきました。
美術・写真・書道作品合計53点を紹介しています。


この展覧会は、
高校生が、自分たちの作品を自分たちの手で展示し
展覧会を作り上げています。
そのための準備として、1月29日、30日には
各部の1、2年生が、美術館でのレクチャーを受けました。



レクチャーでは、過去の展覧会の様子知り、自分たちの展示を考えたり、



カードを使ったゲームを通じて、
作品の並べ方やそれによる意味合いの変化を体感しました。



見やすく、美しい展示を目指して
計算問題を解いたり、実際に展示金具を使っての練習も行います。


2日間のレクチャーを受けて
展示作業は1月31日に行われました。

さまざまなサイズの作品を見やすく展示するのは
なかなか大変です。
うまく高さがそろわず、何度も釘を打ちなおした個所もあります。
こうしてできた展覧会ですので、
生徒1人1人の作品だけでなく、
展示室全体もひとつの作品となっています。

ぜひ、生徒たちの奮闘の成果をご覧ください。
生徒数の減少により各部とも少人数で活動をしています。
多くの方にご覧いただくことは、今後の励みになることでしょう。
会場にはノートを用意していますので
作品や会場をご覧になっての感想、メッセージもお寄せいただければ幸いです。


なお、同時期に美術館ホールでは、
岩手町教育委員会と岩手町学校教育研究会が主催する
「平成25年 岩手町書初めコンクール 入選作品展」を開催しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。




2月17日(日)には
「岩手県立沼宮内高等学校 美術部 写真部 書道部合同展」の
関連行事として、
吹奏楽部・音楽部のミニコンサートと作品解説会を行います。


入場無料ですので、ぜひお気軽にお出かけください。

2月17日(日)
 13:30〜 コンサート
 14:00〜 作品解説会

会場:石神の丘美美術館

2013.01.10 Thursday

岩手町のこどもたちとグルジアのこどもたちの絵をご覧ください

1月5日(土)から27日(日)まで美術館では、
岩手町のこどもたちが描いた作品を紹介する
「岩手町 小中学校・高校 絵画コンクール作品展」を開催しています。

今年度は、町内すべての小中学校・高等学校より合計391点の応募がありました。
このコンクールでは、応募作品すべてを紹介しています。

 



各賞受賞作品は中央に展示しています。
今年は第10回を記念して、芸術監督選の「第10回特別賞」も設けました。



同じ期間、美術館ホールでは
日本ユーラシア協会岩手県連合会との共催で
グルジアのこどもたちの作品を紹介する展覧会を開催しています。



グルジアは、1991年にソビエト連邦の解体により独立した
西アジアに近接する国です。
古い歴史と文化をもつとともに、
国内情勢の不安定や民族紛争といった問題を常に抱えてきました。
こどもたちの絵の中には、
コーカサス山脈やぶどうの収穫風景が描かれていたり
デモの様子を描いたもの、ロシアとの和解をテーマにしたものもあります。

この展覧会はどちらも観覧無料です。
ぜひこの機会にご覧ください。

2012.12.14 Friday

沼宮内温故知新が行われました



12月11日、
美術館を会場に
沼宮内公民館事業「沼宮内温故知新」が開催されました。

「沼宮内温故知新」は
沼宮内公民館が継続して行っている事業で、今回が17回目。
毎回テーマを決めて、
ちょっと昔の沼宮内のことを町民のみなさんに語っていただくものです。
お話の様子は後世へ伝えるため、DVD収録しています。

今回は、美術館で
特集展示「愛宕組御神鏡奉納百年展」を開催していることから、

沼宮内稲荷神社宮司 杣 直晃さん

昭和39年から16年に亘り愛宕組組頭をつとめた 佐々木 光雄さん

を特別ゲストに
愛宕山や沼宮内の町の移り変わり、
少し昔のお祭りの様子などのお話をしていただきました。

会の途中では 佐々木光雄さん、武田吉蔵さんによる
音頭あげの披露もあり、充実した学びの時間となりました。


「愛宕組御神鏡百年展」を含む
「石神の丘美術館リニューアル10周年記念
 石神の丘 展覧会十年記 博物編」は今週末12月16日(日)までの開催です。
愛宕組が奉納した貴重な御神鏡は通常公開しておりませんので、
どうぞ16日までに美術館でご覧ください。

瀬川幸子さんの写真、佐藤由雄さんの模型による
ホール展示「岩手の生活を支えた 茅葺の民家に魅せられて」も
16日までの開催です。

観覧は無料です。
皆さまのお越しをお待ちしております。 

2012.11.23 Friday

「石神の丘展覧会十年記 博物編」がはじまりました

11月23日(金・祝)より
石神の丘美術館リニューアル10周年記念
「石神の丘展覧会十年記 ―博物編―」がはじまりました。

この展覧会は、リニューアル10周年を迎えたことを機に
2002年のリニューアルオープンからこれまでの活動を振り返るものです。
夏季には「美術編」を開催し、
これまでに開催してきた岩手にゆかりのある展覧会を振り返りました。
今回は、「博物編」。
当館で、これまでに開催してきた博物的内容の展覧会を振り返ります。

あわせて、特集展示「愛宕組御神鏡奉納百年展」、
ホール展示「岩手の生活を支えた 茅葺の民家に魅せられて」
も開催します。


午前11時から行った開場式では、
愛宕組のみなさんによる音頭あげが披露されました。

 



テープカットの様子

左から
館長 民部田幾夫岩手町長
「茅葺の民家に魅せられて」出品 鸚邱子さま
愛宕組 組頭 武田隆さま
沼宮内稲荷神社 宮司 杣 直晃さま
石神の丘美術館友の会 会長 西田拓広さま



会場は三部構成になっています。
こちらは「愛宕組御神鏡奉納百年展」の会場です。



大正二年に愛宕組が奉納した御神鏡を特別展示しています。
あわせて愛宕組の歴代の山車の写真を紹介しています。


ホールでは、鸚邱子さんが岩手県内の茅葺屋根の家を撮影した写真と
岩手町の佐藤由雄さんが製作した茅葺の民家模型を紹介しています。



このほか、これまでに美術館で開催してきた博物的内容の展覧会を
当時のポスター、画像、資料で紹介しています。

この展覧会は12月16日(日)まで開催します。
ぜひ、おでかけください。

2012.11.06 Tuesday

リニューアル10周年記念 石神の丘 展覧会十年記 《博物編》




 


2012年11月23日[金・祝]〜12月16日[日]

石神の丘美術館リニューアル十周年記念
石神の丘 展覧会十年記 ―博物編―


2002年にリニューアルオープンした当館は、
2012年7月にリニューアル10周年を迎えました。
この間、岩手ゆかりの作家を個展形式で紹介する美術展のほか、
岩手町の風土や暮らしを紹介する博物的内容の展覧会も開催してきました。

今展では、リニューアル以後10年の活動を振り返る展覧会の第2期「博物編」として、
これまでに開催した博物的内容の展覧会をポスターや写真で振り返るとともに、
「愛宕組御神鏡奉納百年展」、「岩手の生活を支えた 茅葺の民家に魅せられて」と
2つの特集展示をくわえ、3部形式で改めて岩手町の風土や暮らしを見つめます。



【石神の丘展覧会十年記 ―博物編―】
これまで美術館で開催した博物的内容の展覧会をポスターや写真で
振り返るとともに、当時開催したイベントの記録映像を放送します。


【特集展示 愛宕組御神鏡奉納百年展】
愛宕組が所蔵する歴代の山車写真の一枚が、100年前のものであることがわかりました。
山車のてっぺんには御神鏡が載せられています。
この御神鏡は沼宮内稲荷神社に奉納され、現在も本殿に鎮座しています。
山車奉納100年の節目にあたり、御神鏡はじめ愛宕組の歴代の山車写真などを展示し、
この100年を振り返ります。(資料提供・調査/愛宕組)


【特集展示 岩手の生活を支えた 茅葺の民家に魅せられて】
盛岡市在住のアマチュアカメラマン瀬川幸子さんは、
幼いころ過ごした茅葺の家を懐かしみ、県内に残る茅葺屋根の家を撮り続けてきました。
今回、県内各地の茅葺の家の写真を紹介するとともに、岩手町内で撮影した茅葺の家も紹介します。
あわせて、岩手町の佐藤由雄さんが制作した茅葺の家の模型作品も紹介します。



【関連行事】
「松田隆行 津軽三味線LIVE」 12月9日[日]午後2時開演
会場:石神の丘美術館ホール/入場無料
主催:岩手町教育委員会、岩手町立石神の丘美術館、石神の丘美術館友の会

*当日午前11時より美術館受付にて整理券(着席用50枚)を配布します
*整理券をお持ちでない方は立ち見となります
*混雑状況によっては入場を制限することがございます
*当日は展示室にも音楽がながれます



*************************************

石神の丘美術館リニューアル十周年記念
「石神の丘 展覧会十年記 ―博物編―」

会  期:2012年11月23日[金・祝]―12月16日[日]
    ○11/23は開場式を行うため、正午より一般公開いたします
休 館 日:12月3日[月]、10日[月]
開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
観 覧 料:無料


2012.10.11 Thursday

高橋和さんの来場日のお知らせ

 

11月4日(日)まで開催中の企画展
「高橋 和 展 ―風 跡―」

高橋和さんの来場日は
11月1日(木)〜4日(日)を予定しています。

作品のことなど直接作者とお話をしてみませんか。

2012.09.02 Sunday

QRコードを利用したガイドシステムを運用中です




岩手県立大学ソフトウェア情報学部阿部研究室と
石神の丘美術館では、
QRコードを利用した、
屋外彫刻ガイドシステムの研究を行なっています。

只今、屋外展示場の彫刻作品のキャプション(作品題名などを記したもの)や
観光スポット14か所にQRコードがついています。

「作品鑑賞モード」
「鑑賞サポートゲームモード」
と2つのモードが楽しめますので、
ぜひお手持ちの携帯電話で読み込みアクセスしてください。

試験運用中ですので、
ご利用の方は、
お使いになっての感想などアンケートへのご協力もお願いいたします。


《注意》
このシステムを利用するとパケット料金が発生します。
パケット定額制に登録されていない方にはご利用をおすすめしません。

2012.08.31 Friday

閉幕間近 石神の丘展覧会十年記展とリインカネーション展

6月23日から開催してきた
「石神の丘 展覧会十年記展」

関連展示として7月28日から開催してきた
「リインカネーション展」

どちらも会期終了日(9月2日)が迫ってきました。

これらの展覧会は、当館が2002年のリニューアルオープンより
10周年を迎えたことを記念して開催しているものです。



展示室で開催しているのは、「石神の丘 展覧会十年記展」。

展示室の入り口には、リニューアル後10年の間に開催してきた
企画展示ポスター(一部)を並べています。



また、展示室入ってすぐの場所では、
当館開館の基礎となった、
岩手町で誕生した美術団体「エコール・ド・エヌ」
の資料と団体の初期メンバーの作品

岩手町で30回にわたり開催してきた「岩手町国際石彫シンポジウム」
の資料を紹介しています。


これまで当館では岩手ゆかりの近現代美術を紹介する
企画展を継続開催してきました。
当館の企画展には、
絵画、彫刻だけでなく、版画、写真、デザイン、イラスト、マンガと
さまざまなジャンルを紹介していることにも特徴があります。

展示室の中ほどでは、
10年の間に企画展において紹介してきた作家の作品を
数点ずつご紹介しています。

少しだけ展示室の様子をお見せします。

 

2006年に企画展「大宮政郎人動説アートの世界」で紹介した
大宮政郎さんの作品。
右側の作品は、今取り組んでいる新作の《北異の化貌シリーズ》

写真奥には、今年の春に企画展を開催した、
長谷川誠さんの作品がうつっています。
写真だと白い画面しかみえませんが、実際に見てみると・・・
これは、展示室で実際に作品に向き合ったときのお楽しみです。




こちらは、2011年に
企画展「藤井勉展 −生命と大地−」で紹介した藤井勉さんの作品。

右側の《風と潮の神話》は、
東日本大震災により被災した陸前高田のホテルに納められていた作品を
再制作(途中)のものです。
昨年の企画展開催時よりも制作が進んだ状態で、
今回も紹介させていただくことになりました。

このほか、展示室では23名の作家68点の作品を紹介しています。




美術館ホールでは、
岩手町国際石彫シンポジウム参加作家らによる
「リインカネーション展」が開催中です。



美術館開館の基礎となる活動に参加した美術家たちが
今、どのような作品をつくっているのか。
ぜひこの機会にごらんください。

どちらの展示も9月2日(日)までの開催しています。

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