最新情報・ブログ
2016.11.17 Thursday

芸術監督のショートエッセイ 石神の丘から vol.86

美術館で毎月発行している小さな情報誌
「石神の丘美術館通信ishibi《いしび》」にて連載中の、
芸術監督・斎藤純のショートエッセイをご紹介します。


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石神の丘美術館芸術監督・斎藤純のショートエッセイ
「石神の丘から vol.86」



日々、寒さが増していく今日このごろです。

 

私は毎年、この時期に衣類の整理をします。

夏物を仕舞い、冬物を出すのです。

整理をしていて迷うのが、春秋物です。

ふいに暖かくなることもあるので、すべて仕舞ってしまうと着るものがなくて困ることになります。

いったん仕舞ったものを出すとなると、これがまた面倒でして・・・。

 

私の衣類を整理していてまず気がつくのは、ブラックとグレーが多いことです。

ジャケットにしろパンツにしろシャツにしろ、ほとんどがその2色といっていいでしょう。

次いでワイシャツ(白)、ジーンズ(紺)、チノパンツ(黄土色)という具合です。

もともと服装については保守的で、若いころから渋好みだったこともあり、黒っぽい服装になってしまいました。

原色を使った衣類は着たことがありません。

 

ところが、今年になって私の服装に少しずつ変化が訪れています。

明るい色の衣類を着るようになってきたのです。

 

歳を取ると体から発する雰囲気が沈んだトーンになっていきます(実際に肌の色合いが若い人に比べて暗めになります)。

これを「落ち着いた大人の雰囲気」と前向きにとらえることもできるのですが、黒っぽい服装はその沈んだトーンをさらに暗く見せてしまうようです。

それが明るい色のシャツを着るだけで明るいトーンに変わるのです。

さらに、明るい色の衣類は気分も明るくしてくれることを知りました。

 

昔から「歳を取ると服装が派手になる」といわれています。

私には縁のないことだと思っていましたが、それにはこのように合理的と言ってもいいような理由があったのです。

「何か今日は今ひとつ気分がパッとしないな」というときは、思いきって明るい色の服を身につけるようになりました。

 

もっとも、真っ赤なシャツを着る勇気はないので(たぶん似合わないですし)、明るい紺色のシャツを着るという程度の違いです。

私の場合、それでも充分に効果があるようです。


2016.11.17 Thursday

美術館通信164号発行

美術館で毎月発行している小さな情報誌
「石神の丘美術館通信ishibi《いしび》」。
2016年11月号(vol.164)を発行いたしました。

この美術館通信は「美術館通信」コーナーからpdf形式でご覧いただけるほか、
美術館内をはじめ、岩手町内の公民館などの施設で配布しています。
また、美術館通路やいわて沼宮内駅には拡大版を掲示しています。


2016.11.01 Tuesday

2016.11.1初雪がふりました

2016年11月1日。

朝からみぞれ状の雪がふり、

あっという間に一面真っ白になりました。

例年に比べて随分とはやい降雪です。

 

 

当地へのお出かけの際は

暖かい服装・すべらない靴をお忘れなく。

お車は冬タイヤに取り替えての運転をお願いします。


2016.10.22 Saturday

森林セラピーロード 石神の丘コースを歩いてみませんか

 

赤や黄に色づいた葉、小さな木の実、枯葉のにおい・・・

秋の空気を感じながら歩いてみませんか。

 

岩手町には森林セラピーロードが3コースあります。

森林セラピーロードは「ゆうゆうの森」に

子抱コース(往復1,060m)

嵐山コース(往復2,840m)の2コース、

石神の丘美術館屋外展示場に石神の丘コース(1,920m)があります。

 

3つのコースは平成27年3月に「森林セラピーロード」に認定されました。

 

石神の丘コースは、石神山(326m)をめぐるコースです。

彫刻と四季折々の自然や風景をみながら全体を歩くと2km程です。

歩きやすい靴、服装でおでかけください。

 

 


2016.10.20 Thursday

芸術監督のショートエッセイ 石神の丘から vol.85

美術館で毎月発行している小さな情報誌
「石神の丘美術館通信ishibi《いしび》」にて連載中の、
芸術監督・斎藤純のショートエッセイをご紹介します。


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石神の丘美術館芸術監督・斎藤純のショートエッセイ
「石神の丘から vol.85」



ザ・ビートルズの全盛期をライブ映像を中心に描いたドキュメンタリー映画『エイト・デイズ・ア・ウィーク』が、先月からほぼ全世界で公開されました。

ロン・ハワード監督は『アポロ13』や『ダ・ヴィンチ・コード』などの大ヒット作で知られていますが、ドキュメンタリー映画はおそらく初めての挑戦だと思います(間違っていたらごめんなさい)。

 

映画のタイトルは『ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ '65)』に収められた同名のヒット曲から取られています。

当時の猛烈な多忙ぶりが「1週間に8日間も働くなんて…」という歌詞で表現されている曲です。

映画を観ると、これが誇張ではないことがよく伝わってきます。

ビートルズは楽曲作りばかりでなく、ライブ活動においても超人的な存在だったのです(ある意味では、その超過密スケジュールがザ・ビートルズの解散のきっかけとなった、あるいは解散を早めたと言っていいでしょう)。

 

ビートルズはしばしばインタビューにおいて物議をかもす発言をしています。

たとえば、「ビートルズはキリストよりも有名だ」(ジョン・レノン)は、その言葉尻をとらえた偏向報道によって一人歩きし、ビートルズ排斥運動にまで発展します。

しかし、数々のインタビューシーンからは、ビートルズの4人が「ひじょうに頭の切れる若者」だったことがわかりますし、当時、喧伝されていた「反抗的な若者」というイメージも容易にひっくり返されます。

 

この映画の白眉は、アメリカ公演に向けてのインタビューの際に、「黒人がどこに座ろうと許されるのでない限り出演しない」と発言した歴史的瞬間が見られるところだと思います。

当時、アメリカには「人種隔離」という黒人差別政策があり、コンサートホールでも別々の入り口を使い、別々の座席に座らなければなりませんでした。

これに対してビートルズは「人種差別をしているところでは演奏しない」と宣言したのです。

その結果、黒人と白人が同じ席につくというコンサートが実現し、人種隔離という高い壁が崩れていったのです。

 

全米ヒットチャートで1位の座に何週間いたとか、ヒットチャートの1位から5位まで独占したというようなことがビートルズの功績として挙げられますが、真の偉大な功績はこの「宣言」だと私は思います。

 

デビュー当時の1960年代初頭には「社会の脅威」と大人たちから批判されたビートルズでしたが、やがてエリザベス女王から勲章を受け、日本でも音楽の教科書に載る存在になりました。

つまり、ビートルズは音楽を通して、社会の成長を促したのです。

「価値は決まったひとつのものではなく、たくさんあるのだ」と世界に教えてくれたのもビートルズです。

 

そういう意味では美術館もまた「多様な価値観」を実践する場です。

縛られた価値観からは新しいものは生まれません。


2016.10.20 Thursday

美術館通信163号発行

美術館で毎月発行している小さな情報誌
「石神の丘美術館通信ishibi《いしび》」。
2016年10月号(vol.163)を発行いたしました。

この美術館通信は「美術館通信」コーナーからpdf形式でご覧いただけるほか、
美術館内をはじめ、岩手町内の公民館などの施設で配布しています。
また、美術館通路やいわて沼宮内駅には拡大版を掲示しています。


2016.10.15 Saturday

東北文化の日(10/30)と文化の日(11/3)は観覧無料です

 

10月29日(土)・30日(日)の「東北文化の日」のうち、

10月30日(日)

そして「文化の日」11月3日(木・祝)は

石神の丘美術館の観覧料が無料になります。

 

開催中の企画展「眞壁廉彫刻展」と屋外展示場の観覧

どちらも無料でご利用いただけます。

ぜひ、「芸術の秋」を満喫してください!

 

「セラピーロード」にも認定されている当館屋外展示場。

運動の秋も満喫できますよ。

さらに、隣接する道の駅「石神の丘」の産直やレストランで

食欲の秋もお楽しみください。

 

 


2016.10.14 Friday

11/20 ドライフラワー教室 《クリスマスのトピアリー》


今年度最後のドライフラワー教室、
テーマは《クリスマスのトピアリー》です。
一足早めのクリスマス気分を味わってみませんか?

 

指導は、町内ドライフラワーサークル
「花ちゃ花ちゃ工房(かちゃかちゃ こうぼう)」の皆さん。
はじめての方もお気軽にお申し込みください。


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ドライフラワー教室《クリスマスのトピアリー》

日 時:11月20日(日) 10:00〜12:00
場 所:石神の丘美術館 工房棟
参加費:1,800円(材料代)
定 員:15名(予約制/先着順)
指 導:花ちゃ花ちゃ工房(町内ドライフラワーサークル)

《申し込み・問い合わせ先》
石神の丘美術館/電話 0195-62-1453


2016.10.04 Tuesday

10月の屋外展示場

10月に屋外展示場でみられる植物を紹介します。

上旬は、いろいろな形の実や種、キノコが、
朝・晩の気温が下がってくる下旬には、紅葉も見ごろになります。

紅葉は11月上旬頃まで楽しめそうです。

「セラピー・ロード」に認定されている

当館の屋外展示場は、石神山の斜面を利用しており、
多少傾斜がきついところもありますが、

あたりを見渡しながら、ゆっくり歩いてみると
たくさんの秋を見つけることができますよ。

 


マムシグサの実
マムシグサ

 

ヨウシュヤマゴボウの実(毒性があるので触らないで!)
ヨウシュヤマゴボウ

 

ドングリやクリ

ドングリあそび

 

ドングリ

コナラ、カシワ、シイなどの木から、
それぞれ形の違う実がたくさん落ちています。
ドングリ・クリ拾いをしてみませんか。
拾ったドングリやクリからは虫(ゾウムシの幼虫など)が
でてくることがありますので、
もちかえった時は、
煮沸もしくは冷凍の後、よく乾燥させて保管してくださいね。

 

 

変わったかたちのキノコもみつかります。

イヤな匂いがするものも。

 

ツチグリ

ツチグリ

 

キツネノエフデ(くさいにおいがします)

キツネノエフデ

 

キヌガサダケの幼菌(くさいにおいがします)

キヌガサタケ(幼菌)

 


2016.09.17 Saturday

眞壁廉彫刻展関連行事 岡崎ゆみ ピアノコンサート

 

9月25日(日)から開催する

企画展「眞壁 廉 彫刻展」の関連行事として、

10月13日(木)14:00〜 美術館ホールにて

「岡崎 ゆみ ピアノコンサート」を開催します。

 

眞壁廉さんと親交の深いピアニスト・岡崎ゆみさんによるコンサートです。

盛岡市を拠点に活動する弦楽四重奏団ラトゥール・カルテットも出演します。

 

入場無料ですので、どうぞお気軽にお越しください。

 

 

<プログラム>

 

〜前半〜

 ベートーベン:

  エリーゼのために/月光の曲/ピアノソナタ熱情第3楽章

 

 ショパン:

  雨だれのプレリュード/別れの曲/ワルツ14番遺作

 

〜後半〜

 宮沢賢治作曲・長谷川恭一編曲 星めぐりの歌

 ラ・クンバルシータ

 ジェラシー

 80日間世界1周のテーマ 他

 

 

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日 時:2016年 10月13日(木) 14:00〜15:30
場 所:石神の丘美術館ギャラリーホール

出 演:岡崎 ゆみ/ラトゥール・カルテット

《入場無料》
 

お問い合わせ:岩手町立 石神の丘美術館 電話/0195-62-1453

 

 


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